インストール ─ イオ
 インストールが終わってからこのホームページを作っているので、過程の写真はありません。ざっと流れを紹介しておきます。

 

CDチェンジャーの設置
じゃまにならない場所として、サブトランク内に設置しました。
フタの内側に吊り下げる形でネジ止めしたので、サブトランクを少し開けるとマガジンの交換ができます。
サブトランクの仕切りが干渉するので、切り取る必要がありました。
ヘッドユニットの取り付け
パジェロイオ用の取り付け金具(カナック企画・KK-M17D)を使って取り付けました。
三菱のフェイス穴は他社より多少大きいので隙間ができますが、気にするほどではないです。
チャンネルディバイダーの設置
コイツの置き場所には悩みました。
信号線を長く引き回さず、運転席からの調整が容易で、かつじゃまにならない場所、ということで、結局グローブボックスの奥に固定。
そのままではフタが閉まらないので、ボックスの内側を大胆にカットして、何とか収まりました。
フタを開けると調整可能ですが、グローブボックスの収容量は減ってしまいました。
ヘッドからの信号線は50cmで足りました。
アンプの設置
アンプは計6チャンネルを2アンプでまかないました。
じゃまにならない場所として、フロントシート下に設置。
運転席側は狭いため、置けるアンプが限られます。
ちなみにチャンデバからの信号線長は約1.7mです。
スピーカーの取り付け
まずはSONYのカーフィッティングページイオ3ドアの取り付け情報をゲット。
今回は純正の16cmユニット4本を取り外し、その位置に13cmユニット(MID・SW)を入れるので、バッフルさえ作ればあとは楽勝です。
スピーカー取付部の奥行きも、イオはフロントで67mm以上、リアで90mm以上あるので、バッフルの厚みと合わせれば、かなりのゆとりがあります。
ちなみにトゥイーターは今回Aピラーに取り付けます。
《バッフル型紙作成》 ドアとリアサイドの内張りをはがし、純正スピーカーを取り外します。
車体のスピーカー穴部分に厚紙を当てて、形状を見ながら少しずつ切り、バッフル型紙を作ります。
ちなみに型紙を裏返せば、そのまま反対サイドの型紙として使えます。
《バッフル切り出し》 今回はバッフルに15mm厚のMDFを使いました。
まず型紙を元にバッフルを切り出します。
次に使用ユニットに合わせた径の穴をコンパスで描き、曲切り用の刃を付けたジグソーで切り抜きます。
最後にユニット取り付け用およびバッフル固定用のネジ穴をドリルで開けておきます。
《ユニット固定ナットの取り付け》 ユニットの固定用に、今回は鬼目ナットを使いました。
ホームセンターで見つけられなかったので、八幡ねじのサイトからBタイプを購入しました。
ナットにエポキシを付けてバッフルに打ち込んでおきます。
強固に固定でき、ユニットの付け外しを繰り返しても強度が劣化しないスグレ物です。
《バッフルの塗装》 バッフルには防水処理として、手元にあった防錆塗料を厚めに塗っておきました。
MDFは水濡れに弱いので、塗装は必須です。
乾燥させればバッフル完成です。
《バッフルの取り付け》 バッフル固定用のネジ穴位置に合わせて、ボディ(ドア)の鉄板にも穴を開けます。
バッフルとボディ(ドア)の間には、エア漏れ防止のためのブチルテープを貼ります。
5mm径のボルトと滑り止め付きのフランジナットでバッフルをガッチリと固定します。
《アウターパネルのデッドニング》 今回はオトナシート(アスファルト系制振材)を貼りました。
まずサービスホールから手を入れて、キャブクリーナー等で貼り付け部をキレイにします。
そして制振材を温めながら貼っていきます。
ヒートガンは持っていないのですが、ボンネットにしばらく置いてフニャフニャにしてから素早く貼るとバッチリでした。
ローラーやヘラを使ってしっかりと圧着させます。
《吸音材》 ドア内部には水が侵入してくるので、水濡れに弱かったり、水はけの悪い材質の吸音材は使えません。
そこで効果は不明ですが、エプトシーラーをアウターパネルに適宜貼ってお茶を濁しました。
リヤサイドは水が入らないので好きな物が使えますが、今回は粗毛フェルトを貼りました。
《インナーパネルのデッドニング》 インナーにはレジェトレックスを貼りました。
まず、ビニールの防水シートは全部はがしてしまいます。
次に、スピーカーのエンクロージャー(箱)を形成するためと、車内への雨水の浸入を防ぐために、インナーパネルの穴をふさいでいきます。
小穴には鉛シートを貼り、サービスホールの大穴はウッドラックパネルを切って貼り、上から全体にレジェを貼って仕上げました。
《ユニット取り付け》 先にSPケーブルを通してからユニットと接続します。
ユニットにエア漏れ止めのガスケットテープを貼り、バッフルにネジで固定します。
鬼目ナットを使っているので、ネジがバカになる心配は無用、ガッチリ固定できました。
ちなみにグリルは、MIDがユニットと共締め、SWはピッタリのグリルがなかったので、内張りに大きめのグリルをネジ止めしました。
《トゥイーター取り付け》 今回はAピラーに専用のヒンジを介して取り付けました。
取り付け剛性は低くなりますが、水平方向の角度が後から変えられるので、指向性の強いドーム型トゥイーターの場合は、音の調整に有利です。
《内張り加工・取り付け》 ユニットがバッフルの厚み分だけ前に出て、そのままでは内張りと干渉するので、内張りに丸く穴を開けます。
標準のスピーカー開口部は音抜けの悪そうな構造をしているので、それを改善する効果も期待できます。
内張りを元通り取り付けて完成です。

 

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